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TOKYO MODERNISM 2022 |
Interview
STOOL INC.

お店の紹介をお願いします。

いろいろありましたがヴィンテージ家具販売をして20年が経ちました。
最近はモダンデザインの素となった起源を分析したり、過去に未来を見ているデザインに注目しています。

気軽に多くの方に購入いただくことが業界の発展と思い、現在はTON(曲木の椅子)の代理店をメインに、イタリアのカスティリ社の商品を取り扱っています。

前身の株式会社エルモルイス時代には北欧家具ブームの先駆けとして、ウェグナーやフィンユールのヴィンテージ家具を輸入販売しました。
その後、日本初となるモダンデザインを扱うCONNECT AUCTIONを主催。
後に、Architectural Pottery、セルジュムイユ、アノニマカスティリの日本で初の代理店として多くの方にモダンデザインを紹介しました。

どのようなヴィンテージアイテムを取り扱っていますか?

TON、イタリア カスティリの代理店として普遍なデザインを輸入しています。

影響を受けたデザイナーを教えてください。

マークニューソン。スーパーグッピーランプ。
まだ誰も日本人がマークニューソンに興味を持っていない時に、海外のオークションにたくさんIDÉEの現行品を出品して儲けさせていただきました(笑)。

お店の近くにお薦めのお店や場所があれば教えてください。

隣の沖縄料理屋まーさん食堂は美味しいですよ。
筑後川温泉に入って鳥扇でご飯食べるのがお薦めです。

今回、Modernism Galleryに出品いただく逸品について教えてください。

Gae Aulenti / 54 L Armchair

ガエ・アウレンティはイタリアの女性建築家で、ル・コルビュジエなどのモダニストに反抗するデザインを唱えていました。日本でも真っ赤なデザインのイタリア会館は皇居の近所であるために異論が多数起こりました。

この逸品との出会い、そしてあなたにとってどこがモダンデザインの逸品なのか教えてください。

モダンデザインに反抗する女性デザイナーがデザインした椅子。
詰まるところ今回の企画には全くの反対の論点でデザインされた椅子。そこがなんとも面白いと思い選びました。

私の中で既にモダンとは相当な過去の事柄です。20年前にモダンデザインの取り扱いを始め、それが普遍と思い10年程経った時に、カウンターパンチのように飛んできた1970〜1980年代のデザイン。時も経ちます。

モダンデザインが戦後の産業の進化によるモノだと考えると、そろそろそれは劣化した事柄と考えて然るべきで、モダンデザインが持て囃されて20年が経つのですから、1970年代以降のデザインは今が旬なのではと思います。しかし、まだまだ受け入れられないので凝り固まった方々を解してみようと思い出品しました。

今後目指していること、展望などありましたら教えてください。

モノを売ることをやめる。
日本のマーケットを相手にしないで世界に向けた展開をします。

Modernism Gallery展示アイテム

  • Item: 54 L Armchair
  • Designer: Gae Aulenti
  • Year: 1970s

STOOL INC.スツールインク

スタジオ: 福岡県うきは市吉井町
※詳細住所はWEBサイトお問い合わせからご案内させていただきます。

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