お店の紹介、名前の由来、お店をはじめたきっかけを教えてください。
ヴィンテージ家具やユニークな雑貨を中心に各国より買付け、販売を行っています。
LULLABYとは子守唄という言葉から。便利な現代、物を調べ出すと気づいたら朝になってしまった、という経験をよくするのですが、代わりにお探しさせていただきたいという意味合いと、販売する作品は調査した内容をしっかりとフィードバックし、ご不明点を取り除き、購入いただいた方にとっての安らげる作品をお届けしたいという意味を含んでいます。
ロゴにしている羊は、羊の尻尾は本来長いのですが、役に立たなく、不衛生であることから生まれてすぐに切られてしまうようで、これは誰かの都合であり、必要かも知れないものを切られてしまった尻尾が私の収集している物に似ていると感じていまして、羊をモチーフとしたロゴと名前にしました。
どのようなヴィンテージアイテムを取り扱っていますか?
現在はご要望を多くいただくことからPierre Jeanneretの作品を中心に扱っていますが、現代に量産されていないもの、手仕事を感じるもの、ユニークなものを扱うようにしています。
最近ではペルシャ絨毯を扱うFARSHINA(ファシーナ)さんにご協力いただき、絨毯を含めた空間作りにも力を入れています。
影響を受けたデザイナー、思い入れのあるアイテムなどがあれば教えてください。
その時々の嗜好で変わりますが、各国、沢山のデザイナーに影響されました。
お店の近くにおすすめのお店や場所があれば教えてください。
一番多くの方にお越しいただく倉庫が川崎市多摩区にあるのですが、生田緑地から近く、その中にある日本民家園や岡本太郎美術館がおススメです。 また神奈川県川崎市宮前区にも倉庫があり、いらっしゃる方のお話を伺うとSOLSO FARMさんのついでにお越しいただく方が多いです。
現在、愛用しているモダニズムアイテムとそれに対する想いを教えてください。
デンマークのデザイナー、Finn Juhlが1941年にデザインしたNiels Vodder製のPoet Sofaを愛用しています。
このソファーに家族で一目惚れし、日本のいろいろなショップに問い合わせ探したのですが見つからず、自分で海外に問い合わせたりオークションに参加したり、情報交換で各国の人と交流したり。念願叶って入手してからも一緒に暮らす中で本に掲載されている作品とのディテールの違いが気になるようになりました。
構造や素材、仕上げにも興味を持ち、職人さんに相談する中で自然と交流ができて、今の仕事につながる多くのことを教わり、導いてもらったSofaでもあります。
今後目指していること、展望などありましたら教えてください。
ヴィンテージ作品は性質上、史実が変わってしまうことも多々ありますので、調査に力を入れ、弊社で蓄積しているデータベースの整理、公開をできたらと考えております。
また現在はオンラインでの販売と、アポイントメント制ではありますが倉庫に直接お越しいただき、ご覧いただくことも可能なスタイルで展開していますが、多くの方により気軽にお披露目できる機会を整えたいと思っています。
ヴィンテージ家具やユニークな雑貨を中心に各国より買付け、販売を行う。オンラインショップだが、アポイントメント制で倉庫に直接訪れ、実際に商品を確認できる。
倉庫 : 神奈川県川崎市宮前区など(神奈川県川崎市多摩区、神奈川県厚木市)
※詳細住所はWEBサイトお問い合わせからご案内させていただきます。
tel 050-5806-3721