OSAKA ARTSCAPES 2025

fair

Life in Art Exhibition 食の記憶、くらしの余韻

  • 会期:5月30日(金)〜6月29日(日)
  • 会場:無印良品 グランフロント大阪 4F各所

さまざまな視点から食やくらしを想起させるアートが無印良品 グランフロント大阪 4Fの各所を彩ります。
店内を巡って、10名のアーティストの多岐にわたる作品をご堪能ください。

  • ・柚木沙弥郎 リトグラフ展『パリ、左岸にて』

    染色家・柚木沙弥郎氏が「Idem Paris」で制作した初期リトグラフから、特に人気の8点をイデーが限定復刻。

  • ・アートのある暮らし

    今回出展するアーティストの作品をセレクトし、日常に寄り添うアートがもたらす、豊かさと彩りのある暮らしをご提案します。

  •  ・Exhibition

    絵画、朗読、立体作品。など9名の作家による合同展覧会。9名の作家がそれぞれの表現で紡ぐ、「くらしの情景」を描きます。

出展アーティスト

有瀬龍介

1983年生まれ。京都在住のイラストレーター。2000年頃より活動をスタート。手描きによる繊細なタッチを得意とし、古い本の挿絵、書物、身近にある植物・食物などから着想を得て制作した作品や、抽象画、墨絵など、テーマ毎に幅広い作品を生み出している。

くらしのラジオ

読む言葉と聴く言葉では、また印象が違うもの。語られる言葉から、いろいろなことを想像する、そんなひと時を届けている。

染太郎 / 山岸治親

1994年新潟県糸魚川市生まれ。染色家 宮入圭太氏の作品に感銘を受け、同氏の助言のもと型染めを始める。日々目にする形、耳にする言葉を型染めを用いて表現する。自身の制作の傍ら店舗の暖簾、看板などのデザイン制作も行う。

田中秀介

1986年和歌山県に生まれ、2009年に大阪芸術大学美術学科を卒業。現在は大阪を拠点に制作活動を続ける。VOCA展2023出展、令和5年度咲くやこの花賞を受賞。

彦坂木版工房

2010年に彦坂有紀と、もりといずみが始めた木版工房。主に食品パッケージのイラストや監修、デザインを行う。著書に『パン どうぞ』(講談社)や『できあがり』(福音館書店)などの絵本がある。

札本彩子

1991年生まれ。京都在住の現代美術家。食品工場やフードデリバリーで働いた経験をもとに、現代の食を考察している。これまで、食卓にのぼらないまま廃棄される食品の状況を目の当たりにし、消えゆく食品のレプリカを制作しながら、食の記憶の再現を行い、同時に自身を取り巻く食の状況の整理をしている。

マメイケダ

主に画業。1992年島根県出雲市生まれ、神戸市在住。装画や挿絵などのイラストレーション、展覧会の発表などを中心に活動。好きな食べ物は卵。

元永彩子

現代美術家、イラストレーター。2007年に京都市立芸術大学・構想設計専攻卒業。デザイン会社を経て、2011年よりドローイングを中心に活動を開始。minä perhonen 京都店や森岡書店、IDÉE、krank marcello等で個展を開催。イラスト制作や企業のVI、近年ではアマムダコタン等のロゴを手がける。

山口一郎

画家、香川県在住。セツ・モードセミナーを卒業後、イラストレーターとして雑誌広告の仕事を始める。現在は国内外のギャラリーなどで展示会を行う。

柚木沙弥郎

染色家、1922年東京生まれ。柳宗悦が提唱する「民藝」との出会いを機に、芹沢銈介に弟子入りし染色の道を志す。1955年、銀座のたくみ工芸店にて初個展。以降50年以上にわたり制作を続け、数多くの作品を発表する。フランス国立ギメ東洋美術館、日本民藝館、世田谷美術館をはじめ国内外で展覧会を開催し、好評を博す。2024年1月逝去。