Philippe Weisbecker Exhibition フィリップ・ワイズベッカー作品展

2022.8.5 fri - 10.11 tue

IDÉE SHOP Umeda

パリを拠点に活動するアーティスト、Philippe Weisbecker(フィリップ・ワイズベッカー)の展覧会を開催します。
日常の身近なモチーフ、平面的でありながらも不思議な立体感のある独特なパース、淡くあたたかみのある線の表情など、Philippe Weisbecker自身の目線から生み出すドローイングは、多くの人を魅了しています。

本展では、家具をモチーフにしたペインティング作品の展示販売、アトリエで収録した映像、
彼のノートに描かれたドローイングの展示を行います。
彼の自宅やアトリエにある家具のほとんどは、自身で設計、制作、塗装をしています。
身近な暮らしの中にあるものをモチーフに描いた作品からは、彼の生活美学の視点を感じることができます。

自身の内面にある発想を自由に表現し生活環境を構築していく彼の作品を通じて、
日々の暮らしを愉しむきっかけを見つけてください。

※本展は、2022年春にATELIER MUJI GINZAで開催したPhilippe Weisbecker "HANDMADE"展の巡回展です。

Profile

フィリップ・ワイズベッカー
Philippe Weisbeckerフィリップ・ワイズベッカー

1942年生まれ。1966年フランス国立高等装飾美術学校(パリ)卒業。
1968年ニューヨーク市に移住し、活動を始める。アメリカの広告やエディトリアルのイラストレーションを数多く手がけ、並行してアートワークも制作し、2006年フランスに帰国。
日本との縁も深く、東京では2000年にクリエイションギャラリーG8にて初個展を開催。2002年、アンスティチュ・フランセ日本が運営するアーティスト・イン・レジデンス、ヴィラ九条山(京都)に4か月間滞在。2021年には公益財団法人竹中大工道具館でも個展を開催している。
現在はパリを拠点に活動し、欧米や日本で作品の発表を続けている。広告の仕事も多く、 JAGDA、NYADC、クリオ、東京ADC、カンヌライオンズなど、 国内外で受賞。東京オリンピック2020の公式ポスターも手がけている。
著書に『Philippe Weisbecker Works in Progress』(パイ・インターナショナル、2018年)、『フィリップ・ワイズベッカーの郷土 玩具十二支めぐり』(青幻舎、2018年)、『HAND TOOLS』(888ブックス、2016年 )、『INTIMACY』(ハモニカブックス、2013年)、『ACCESSOIRES』(ハモニカブックス、2011年)などがある。

Photo:宮本敏明